住所録を Windows Live メールのアドレス帳へ移行するには?

Live Mail アドレス帳へ移行、Windows 8 People での使用も可能

Q. 質問

住所録データを Windows Live メールのアドレス帳へ移行したい。移行方法を教えてください。

A. 回答

住所録データを Windows アドレス帳 CSV か vCard でエクスポートし、Windows Live メールのアドレス帳にインポートします。Windows Live メールのアドレス帳は Windows 8 People でも使うことができます。

Windows アドレス帳 CSV で移行する場合

このファイル形式の利点は、PA でエクスポートした後にファイルの編集が不要なことです。欠点は、移行できるメールアドレスが所属、自宅(個人)、携帯の何れか1つである点です。Windows アドレス帳のフィールド割り当て画面には、メールアドレスの項目が1つしかありません。また、いくつかの項目はインポート時にフィールドの割り当て操作が必要です。

移行できる項目は以下のとおりです。

  • 姓 → 姓
  • 名 → 名
  • 所属 → 会社名
  • 部署 → 部署 ※インポート時に割り当てても、アドレス帳には表示されない?
  • 役職 → 役職
  • 所属_国名 → 勤務先の国または地域
  • 所属_郵便番号 → 勤務先の郵便番号
  • 所属_都道府県 → 勤務先の都道府県
  • 所属_市区町村 → 勤務先の市区町村
  • 所属_町域から建物名等(自動生成フィールド) → 勤務先の番地
  • 所属_TEL → 勤務先の電話番号
  • 所属_FAX → 勤務先のファックス ※インポート時に割り当てが必要
  • 所属_mail → 個人の電子メール ※注1
  • 所属_HP → ビジネス Web ページ
  • 自宅_国名 → 自宅の国または地域
  • 自宅_郵便番号 → 自宅の郵便番号
  • 自宅_都道府県 → 自宅の都道府県
  • 自宅_市区町村 → 自宅の市区町村
  • 自宅_町域から建物名等(自動生成フィールド) → 自宅の番地
  • 自宅_TEL → 自宅の電話番号 ※インポート時に割り当てが必要
  • 自宅_FAX → 自宅のファックス
  • 自宅_mail → (個人の電子メール) ※注1
  • 自宅_HP → 個人 Web ページ
  • 携帯電話 → 携帯電話 ※インポート時に割り当てが必要
  • 携帯_mail → (個人の電子メール) ※注1
  • その他の番号 → ポケットベル
  • 通称 → ニックネーム
  • メモ(備考欄) → メモ

※注1)インポート時の割り当て画面にある PA 側の「電子メールアドレス」には「所属_mail」が格納されています。「電子メールアドレス 2」には「自宅_mail」、「電子メールアドレス 3」には「携帯_mail」が格納されています。インポート時の割り当てを変更すれば、何れか1つのメールアドレスを移行できます。

移行手順は以下のとおりです。

  1. PA を起動し、検索機能などを使って移行したいレコードを抽出
  2. エクスポート画面を開き、Windows アドレス帳 CSV の [エクスポート…] をクリック
  3. [Vista /7] を指定し、任意の場所にエクスポート
  4. Windows Live メールを起動し、左下の [アドレス帳] をクリック
  5. 画面上の [インポート] をクリックし、「カンマ区切り(.CSV)」を選択
  6. インポートするファイルを選択し、[次へ] をクリック
  7. インポートするフィールドの割り当てを確認または変更し、[完了] をクリック

vCard で移行する場合

このファイル形式の利点は、所属、自宅(個人)、携帯のメールアドレスを含め、主要な項目を移行できる点です。欠点は、携帯のメールアドレスに何らかの値があると、そのレコードのインポートがスキップされる点と、所属と自宅のメールアドレスが入れ替わってしまう点です。前者の欠点は、vCard ファイルのある値を全置換することで回避できます。後者の欠点は、Windows Live メールのアドレス帳の仕様のため、問題を回避するにはより面倒な編集作業が必要です。Windows 8 People への移行目的であれば、後者の欠点は目をつぶることができるでしょう。Windows 8 People のメールアドレス表示には、勤務先や自宅の区別はありません。

移行できる項目は以下のとおりです。

  • 姓 → 姓
  • 名 → 名
  • 所属 → 会社名
  • 所属_国名 → 勤務先の国または地域
  • 所属_郵便番号 → 勤務先の郵便番号
  • 所属_都道府県 → 勤務先の都道府県
  • 所属_市区町村 → 勤務先の市区町村
  • 所属_町域から建物名等(自動生成フィールド) → 勤務先の番地
  • 所属_TEL → 勤務先の電話番号
  • 所属_FAX → 勤務先のファックス
  • 所属_mail → 個人の電子メール ※注2、※注3
  • 所属_HP → ビジネス Web ページ
  • 自宅_国名 → 自宅の国または地域
  • 自宅_郵便番号 → 自宅の郵便番号
  • 自宅_都道府県 → 自宅の都道府県
  • 自宅_市区町村 → 自宅の市区町村
  • 自宅_町域から建物名等(自動生成フィールド) → 自宅の番地
  • 自宅_TEL → 自宅の電話番号
  • 自宅_FAX → 自宅のファックス
  • 自宅_mail → 勤務先の電子メール ※注2、※注3
  • 自宅_HP → 個人 Web ページ
  • 携帯電話 → 携帯電話
  • 携帯_mail → その他の電子メール ※注2
  • 誕生年月日(自動生成フィールド) → 誕生日
  • 通称 → ニックネーム
  • メモ(備考欄) → メモ

※注2)携帯のメールアドレスに何らかの値があると、そのレコードのインポートがスキップされます。Windows Live メールのアドレス帳は、vCard 内に「EMAIL;OTHER」があると、そのレコードのインポートをスキップするようです。この問題を回避するには、vCard ファイルをワードパッドなどで開き、「EMAIL;OTHER 」を「EMAIL;INTERNET」で全置換します。ワードパッドで保存する際は「テキスト形式で保存すると、書式情報はすべて失われます。保存しますか?」と表示されるので、[はい] をクリックして保存します。

※注3)所属と自宅のメールアドレスが入れ替わってしまいます。Windows Live メールのアドレス帳は、「EMAIL;WORK」や「EMAIL;HOME」を認識しないようです。EMAIL の登場順に、個人の電子メール、勤務先の電子メールと割り当ててしまいます。この問題を回避するには、vCard ファイルをワードパッドなどで開き、すべてのレコードの EMAIL の順序を変更する必要があります。しかし、これはとても面倒な作業です。メールアドレス自体は移行できるので、この欠点には目をつぶった方がいいかもしれません。

移行手順は以下のとおりです。

  1. PA を起動し、検索機能などを使って移行したいレコードを抽出
  2. エクスポート画面を開き、vCard の [エクスポート…] をクリック
  3. [vCard 2.1] を指定し、vcard.vcf などとして任意の場所にエクスポート
  4. Windows Live メールを起動し、左下の [アドレス帳] をクリック
  5. 画面上の [インポート] をクリックし、「名刺(.VCF)」を選択してインポート

Windows Live メールについて

Windows Live メールは、XP の Outlook Express や Vista の Windows Mail の後継にあたる電子メールクライアントです。Windows Live メールは、Windows Essentials 2012 に含まれています。

Windows 8 People への移行

Windows 8 のメールか People に、住所録を移行した Windows Live のアカウントを追加すれば、Windows Live メールのアドレス帳を Windows 8 People で使うことができます。

その他、PA の住所録データを「People」に移行したい場合は、PA で google.csv をエクスポート → Gmail 連絡先 → People といった方法もあります。

動作環境

この記事の執筆に使用した OS、Windows Live メール、PowerAddress のバージョンは以下のとおりです。記事中の問題は将来のバージョンで解決する場合があります。

  • Windows 8
  • Windows Live メール Version 2012 (Build 16.4.3508.0205)
  • PowerAddress 4.9

この質問と回答に該当する製品

この質問と回答に該当する製品とバージョンは以下のとおりです。

  • PowerAddress 4.9
  • PowerAddress 4.8.x
  • PowerAddress 4.7
  • PowerAddress 4.5

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住所録を Windows Live メールのアドレス帳へ移行するには? への1件のフィードバック

  1. PowerAddress のコメント:

    以下のとおり修正。
    vCard で移行できる項目に「誕生年月日(自動生成フィールド) → 誕生日」を追加。

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