ルックアップを使うと、PA の住所録テーブル(data テーブル)の内容を、任意の FileMaker ファイルのテーブルにコピーすることができます。ルックアップを行うには、リレーションシップの設定が必要です。データのコピーは、リレーションシップの設定に基づき行われます。
一度コピーされたデータは自身のテーブルのデータとなります。ルックアップを更新しない限り、それぞれのテーブルの内容は別々に管理されます。フィールドの編集やレコードの作成は、PA の住所録テーブルには影響しません。
ここでは、任意の FileMaker ファイルを「my_database.fp7」とし、ルックアップのためのリレーションシップやルックアップの設定例などを説明します。
リレーションシップの設定および、ルックアップによるデータのコピーには、PA が起動(main をダブルクリックして関連ファイルが開いている状態)している必要があります。ルックアップの更新時も同様です。なお、リレーションシップを設定できるのは、data.fp7 ファイル内の data テーブルのみです。
リレーションシップの設定例
ここでは単一条件リレーションシップ(互いの照合フィールドが [=] の記号で結ばれる)を使用します。
- PowerAddress FM フォルダ内の main.fp7 を開く。
- my_database.fp7 を開く。
- my_database のテーブルに照合フィールドを作成する。ここでは PA と同じ名前の「整理番号」というフィールド作成する。タイプは PA と同じ「数字」にする。
- my_database の「ファイル> 管理> 外部データソース…」を開き、PA の data.fp7 を data という名前で登録する。
- my_database のリレーションシップグラフに data を追加し、互いの整理番号を照合フィールドとして設定する。ここでは単一条件リレーションシップ(互いの照合フィールドが [=] の記号で結ばれる)を使用する。
リレーションシップを設定する際、data 側の「他のテーブルでレコードが削除された時、このテーブルの関連レコードを削除」を ON にすると、my_database 側から PA のレコードを削除することができます。必要なレコードを間違って削除しないようご注意ください。
ルックアップの設定例
ここでは、my_database のテーブルに「姓」と「名」のフィールドを作成し、それぞれのフィールドにルックアップを設定します。
- my_database のテーブルに「姓」のフィールドを作成し、[オプション...] をクリックする。
- 「入力値の自動化」タブの [ルックアップ値] を ON にし、ルックアップの設定ダイアログを表示する。
- 「関連テーブルからルックアップする: 」を「data」にする。
- 「値のコピーもとのフィールド:」から「::姓」を選び [OK] をクリックする。
- 同様に「名」のフィールドを作成し、「::名」とのルックアップを設定する。
住所録テーブルの操作
my_database のテーブルを表示するレイアウトを作成し、「整理番号」、「姓」、「名」の各フィールドを配置します。ブラウズモードでレコードを作成し、my_database の「整理番号」フィールドに PA の任意のレコードの整理番号を入力してみてください。整理番号の値に応じた「姓」と「名」が住所録テーブルからコピーされます。
ルックアップを更新するには、整理番号を再入力するか、ルックアップを更新するスクリプトを作成して実行します。詳細は FileMaker Pro のドキュメントをご覧ください。

